雪印メグミルクグループは赤ちゃん用粉ミルクの発売を1951年に開始してから半世紀以上、母乳や栄養の研究を続けており、1991年に脳や神経の発達に重要なリン脂質が母乳の初乳に多いことを発表しています。
乳児の脳は生後1年で大人の約70%まで成長します。一方で、年齢を重ねると脳の重量が減り、記憶力が低下していきます。乳児の脳や神経の発達のために行ってきた母乳研究を大人にも活かしたい、その思いから着目した成分が、リン脂質の一種であるPS(ホスファチジルセリン)です。
PS(大豆由来ホスファチジルセリン)とイチョウ葉成分(イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン)を組み合わせて商品化することで、記憶力の低下が気になる健康な中高齢の方のお役に立てると考えています。
「Wのひらめき」は、「健康を母乳から科学する」という考え方のもとで誕生しました。
【母乳研究の歴史】
1951年:粉ミルク発売
1960年:第1回全国母乳調査 日本初※1の全国規模の母乳調査
1989年:第2回全国母乳調査 全国から2,727の母乳を集めた世界最大規模※1の母乳調査
1991年:脳や神経の発達に重要なリン脂質が母乳の初乳に多いことを発表
2015年:第3回全国母乳調査
2020年:食事からの「DHA」摂取量と母乳中「DHA」含量※2の関係についての研究結果を発表
※1 雪印ビーンスターク(株)調べ
※2 総脂肪酸に占めるDHAの割合