正しいブラッシングとは?
「みがいている」と「みがけている」は違います。
歯ブラシを使ってみがく時の重要なポイントは、どこに歯垢(プラーク)がつきやすいかを知ることです。
一般に、3大プラークゾーンと呼ばれている部位があります。
「みがけている」とは、3大プラークゾーンにしっかりと歯ブラシを当てて、歯垢(プラーク)をきれいにするということです。歯垢(プラーク)がつきやすい部位を念頭において、歯垢(プラーク)を取り除くという気持ちで正しくブラッシングしましょう。
みがき方に不安がある人は、専門家(歯科医師・歯科衛生士)によるブラッシング指導を受けましょう。
8020(ハチマルニイマル)運動とは
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができるといわれています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでのすべてのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。ぜひ「8020」を目指してください。